ヴァンおばさん(農場長) ホーチミン市の日本人学校向け送迎バスを運行する会社に勤めていたが、近代化が進み人情の薄れた都会生活に疑問を持ち、このままではいけないと、一大決心をして郊外に土地を買い就農した。 若いころ軍隊に参加していたので農業の経験が多少あったとはいえ、もともとは都会のお嬢様育ちであり、さらには一人娘からの強い反対もうけて、田舎暮らしを始めた頃は大変だったそうだ。今年から娘が日本に行ってしまい一人になってしまったが、ずっと応援してくれている近所の農家の期待に応えるためにも、これからもずっと農業を続けていくつもりだ。 |
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ユンおじさん 農場で作物の世話と郷土料理のコックを兼任している。後継ぎがいないことを理由に農業をやめてしまう農家が増えている現状に心を痛め、ヴァンおばさんの話を聞いて喜んで農場を手伝ってくれることになった。 |
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お母さん ヴァンおばさんの妹。日本に長く留学していたことがある。現在はホーチミン市の日本企業に勤めている。娘のナナがおチビさんなので、たくさんご飯を食べるようになってほしいとの願いから農場を始めた。 |
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ナナ 将来の農場主として期待されている。農場で飼っている豚に餌をやるのが大好き。猪年生まれであることと何か因果関係がある? |
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お父さん コンピュータ関係の仕事をしているが、最近あまり仕事がないので農場を手伝っている。プログラマーではないが、お母さんの命令によりこのホームページの作成を担当させられた。 |
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リンおばさん ホーチミン市にある日系の幼稚園で保母さんをしており、週末はよく息子と娘を連れて農場に遊びに来ている。彼女の息子がまだ小さいころ農場に連れてきて鶏を絞めるのを見せたら、その後かわいそうで鶏が食べられなくなったそうだが、今はがつがつ食べて太っている。 |
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フーおじさん 農場近くの工業団地にある外資系企業に勤めているので、時々農場に寄って手伝ってくれる。リンおばさんの旦那である。 |